愛、アムール
昨日は、福島市にある映画館と県立美術館へ行ってきました。
朝起きたら四月とは思えないほどの雪!
止む気配はないし、道中も吹雪いていてびっくりでした。
それでも午後には止んで、夕方には快晴に。
映画は、「愛、アムール(原題:AMOUR)」を観ました。
重くて現実感のあるテーマを描いた映画ですが、
シーンや台詞がとにかく繊細かつ美しい。
というより、人間の死というものが元来美しいのかもしれない。
あとは夫婦愛や家族愛というものが、かな。
ここぞ泣ける!という場面は無いです。
そういうわざとらしいところを作らずにこのテーマを描くのが
ハネケ監督の巨匠たる所以なのかなと思います。
とにかくフランス語が美しい映画でした。
やはり、こういう叙情的な雰囲気によく合う(笑)。
ぜひ愛する人と観て欲しい映画です。おすすめ。