愛、アムール

昨日は、福島市にある映画館と県立美術館へ行ってきました。

 

朝起きたら四月とは思えないほどの雪!

止む気配はないし、道中も吹雪いていてびっくりでした。

それでも午後には止んで、夕方には快晴に。

 

映画は、「愛、アムール(原題:AMOUR)」を観ました。

ミヒャエル・ハネケ監督のパルム・ドール受賞作です。

 

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重くて現実感のあるテーマを描いた映画ですが、

シーンや台詞がとにかく繊細かつ美しい。

というより、人間の死というものが元来美しいのかもしれない。

あとは夫婦愛や家族愛というものが、かな。

 

ここぞ泣ける!という場面は無いです。

そういうわざとらしいところを作らずにこのテーマを描くのが

ハネケ監督の巨匠たる所以なのかなと思います。

 

とにかくフランス語が美しい映画でした。

やはり、こういう叙情的な雰囲気によく合う(笑)。

 

ぜひ愛する人と観て欲しい映画です。おすすめ。